こんにちは。ブロガーNです。気持ちがモヤモヤした時、短時間で気分を変えたいと思いませんか? そんな時にこのブログを読めば、宇宙のイメージと知らなかった知識が気分転換のきっかけになります。今回は、カート・ヴォネガット・ジュニアの「タイタンの妖女」から、火星の地形の話です。

火星ってどんなところ?
火星は太陽系の第4惑星で、地球のすぐ外側を公転しています。 2018年7月31日の大接近時の地球と火星の距離は、5,759万kmでした。赤い色をしていることから「赤い惑星」とも呼ばれています。火星には薄い大気があり、かつては液体の水が存在していたと考えられています。
火星の地形
火星の地形は地球と似ている部分もありますが、大きく異なる点もたくさんあります。 火星には太陽系最大の火山であるオリンポス山や、広大な峡谷であるマリネリス渓谷など、地球上では見られないようなダイナミックな地形が存在します。
オリンポス山
オリンポス山は、火星のタルシス地域と言う場所に位置する巨大な火山です。その高さはなんと約25kmもあり、これは地球で最も高いエベレスト山の約3倍に相当します。オリンポス山は裾野も非常に広大で、直径は約600kmにも及びます。これは日本の本州がすっぽり入ってしまうほどの大きさです。

マリネリス渓谷
マリネリス渓谷は、火星の赤道付近に位置する巨大な峡谷です。その全長は約4,000km、深さは最大で約7kmにも達します。これは地球上のグランドキャニオンよりもはるかに大きく、太陽系全体でも最大級の峡谷です。マリネリス渓谷は、火星の地殻変動や過去の火山活動によって形成されたと考えられています。

その他の地形
火星には、他にもクレーターや平原、砂丘など、様々な地形が存在します。これらの地形は、火星の長い歴史を物語っています。例えば、クレーターは火星に隕石が衝突した痕跡であり、平原はかつて液体の水が存在していた可能性を示しています。また、砂丘は火星の風が作り出したもので、地球の砂漠にも似た景観を作り出しています。
火星の地形と地球の地形の違い
火星の地形と地球の地形は、いくつかの点で大きく異なります。
・火星にはプレートテクトニクス※が存在しないため、地球のような大陸移動や山脈の形成は起こりませ
・火星には液体の水が存在しないため、地球のような河川や海は存在しません。
・火星の大気は非常に薄いため、風や水による侵食作用は地球よりも弱くなります。
※プレートテクトニクスとは、地球の様々な変動の原動力を地球の全表面を覆う十数枚の厚さ数十kmほ どの岩盤(プレート)の運動に求め、そのプレートの境界部に様々な変動が生じることにより、地震や火山をはじめとする様々な地学現象を解釈しようという考え方
これらの違いにより、火星には地球上では見られないような地形が数多く存在するのです。
火星の地形と「タイタンの妖女」
カート・ヴォネガット・ジュニアの小説「タイタンの妖女」では、火星は物語の重要な舞台として登場します。作中では、火星に人類が移住し、地球とは異なる社会を築いている様子が描かれています。火星の大地を舞台に繰り広げられる物語は、読者の想像力を掻き立てます。
火星探査の現在と未来
火星は、人類にとって最も身近な惑星の一つであり、古くから多くの探査機が送り込まれてきました。近年では、火星に生命が存在する可能性を探る研究も盛んに行われています。また、将来的には人類が火星に移住する計画も検討されています。火星の地形に関する研究は、これらの探査や移住計画においても重要な役割を果たしています。
おわりに
今回は、カート・ヴォネガット・ジュニアの「タイタンの妖女」から、火星の地形についてご紹介しました。火星のダイナミックな地形は、私たちの想像力を掻き立て、宇宙への興味を深めてくれます。
いつか人類が火星に降り立ち、その大地を直接探索する日が来るかもしれません。その日が来るまで、SF作品や科学ニュースを通じて、火星の謎に思いを馳せてみましょう。
参考リンク
東京大学理学部 地球惑星物理学科 – 火星(リンク)
アルテミス計画 ARTEMIS – 国際宇宙探査センター – JAXA(リンク)
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